夜間専門学校で「将来性のある医療系の資格を取りたい」「働きながら国家資格を取りたい」そんな風に考えている方に、今、強くおすすめしたいのが「視能訓練士(しのうくんれんし)」です。夜間専門学校で学べるため、社会人からのキャリアチェンジも十分に可能で、その需要は年々高まっています。
この記事では、視能訓練士とは一体どんな仕事なのか、なぜこれほど将来性が高いのか、そして夜間専門学校で資格を取得するための具体的な道のりまで、あなたが知りたい情報をすべて網羅して徹底的に解説します。
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夜間専門学校で「将来性のある医療系の資格を取りたい」「働きながら国家資格を取りたい」そんな風に考えている方に、今、強くおすすめしたいのが「視能訓練士(しのうくんれんし)」です。夜間専門学校で学べるため、社会人からのキャリアチェンジも十分に可能で、その需要は年々高まっています。
この記事では、視能訓練士とは一体どんな仕事なのか、なぜこれほど将来性が高いのか、そして夜間専門学校で資格を取得するための具体的な道のりまで、あなたが知りたい情報をすべて網羅して徹底的に解説します。
まずは、視能訓練士という仕事の基本から理解を深めましょう。視能訓練士は国家資格です。「見る」を支えるプロフェッショナルです。眼科領域における専門的な知識と技術を持つ「眼科コメディカル」と呼ばれる医療技術者です。
視能訓練士は、1971年に制定された「視能訓練士法」に基づく国家資格です。主な役割は、医師の指示のもとで、人々の「視機能(見る力)」に関する専門的な検査を行い、斜視や弱視といった視機能に問題がある方々に対して矯正訓練を行うことです。眼科医、看護師などと連携するチーム医療において、視機能のエキスパートとして欠かせない存在となっています。
視能訓練士の業務は、大きく分けて以下の3つに分類されます。
眼科で行われる様々な検査を担当します。これらは病気の診断や治療方針の決定に不可欠なデータとなります。
特に子どもの視機能発達において重要な役割を担います。視線がずれる「斜視」や、眼鏡をかけても視力が上がらない「弱視」に対して、専門的な訓練プログラムを実施し、正常な視機能の発達を促します。
病気や怪我によって視機能が低下し、生活に不自由を感じている方々に対し、残された視機能を最大限に活用するためのサポートを行います。拡大鏡や遮光眼鏡などの補助具の選定や、使い方のアドバイス、生活しやすい環境設定の指導など、QOL(生活の質)の向上を目指します。
※出典 全国視能訓練士学校協会|広報資料
視能訓練士の主な勤務先は病院や眼科クリニックですが、活躍の場はそれだけにとどまりません。国家資格を取れば全国の医療機関などさまざまな勤務先で働くことができます。
視能訓練士の資格が「将来性が高い」と言われるのには、現代社会が抱える課題に直結した明確な理由があります。
日本は世界でも類を見ない超高齢化社会に突入しています。加齢に伴い、白内障、緑内障、加齢黄斑変性といった眼の疾患リスクは高まります。特に緑内障は中途失明原因の第1位であり、早期発見・早期治療が非常に重要です。そのため、専門的な視野検査などを行える視能訓練士の役割は、今後ますます重要になります。
スマートフォンやタブレット、PCの長時間利用は、大人だけでなく子どもたちの目にも大きな負担をかけています。近視の低年齢化や、いわゆる「スマホ斜視」といった問題が指摘されており、子どもの視機能の発達をサポートする視能訓練士の専門知識が求められています。
多くの仕事がAIに代替されると言われる中、視能訓練士は「人間にしかできない仕事」の代表格です。検査データの数値を読み解くだけでなく、患者様一人ひとりの表情や反応を観察し、不安に寄り添いながらコミュニケーションを取って検査や訓練を進めるスキルは、AIには真似できません。特に、集中力が続かない子どもや、不安を抱える高齢者への対応には、高い専門性と人間性が求められます。
※出典 全国視能訓練士学校協会 2010広報資料
2010年時点の全国視能訓練士学校協会の広報資料によると、視能訓練士の平均年収は、初任給は18万~20万で他の医療職とほぼ同じです。ただし、地域や業務内容によって異なります。2025年現在の視能訓練士の求人情報を調べると、20万円〜25万円という求人が散見されるため、この15年間で上昇傾向にあることがわかります。視能訓練士は給与こそそれほど高くありませんが、医療系の国家資格の中でも今後需要が見込め、国家資格を持つ医療専門職として全国の医療機関どこでも働けて安定した収入が期待できます。
また、視能訓練士としての経験を積むことで、主任や技師長といった管理職へのキャリアアップや、複数のクリニックを掛け持ちしたり、専門性を活かして教育や研究の道に進んだりと、多様なキャリアプランを描くことが可能です。なによりも、国家資格を持っているため、全国のさまざまな医療機関で働くことができます。
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視能訓練士の学校を探す
社会人で「日中は仕事があるから学校には通えない」と諦める必要はありません。視能訓練士は、社会人が働きながらでも目指せる資格です。その鍵となるのが夜間専門学校の存在です。
国家試験の受験資格を得るには、高校卒業後、文部科学大臣が指定する養成施設で学ぶ必要があります。ルートは主に以下の2つです。
専門学校(昼間部)や大学で3年以上学びます。
※視能訓練士の学校は一般的には「昼間部3年制」と「夜間部1年制」の構成となっています。
※2025年現在、大阪医専のみが「視能訓練士の学校で唯一、3年制の夜間コース」を設置して3年制夜間部を提供しています。
大学等で指定された科目を履修済みの場合、1年制の専攻科で学ぶことができます。
下記の A と B とも満たしている方
学校教育法に基づく大学(短期大学含む)を卒業もしくは2年以上修業した方
厚生労働大臣指定の保育士または看護師を養成する学校及び施設で2年以上修業した方
指定する必修科目7科目と、選択科目の中から2科目の計9科目を履修している方
社会人にとって夜間部は大きな魅力ですが、メリットとデメリットを正しく理解しておくことが成功の秘訣です。
夜間学校でも、昼間部と同じく質の高い教育が提供されます。学ぶ内容は基礎から専門まで幅広く、座学と実習で構成されます。
特に臨床実習は、実際に病院などの医療現場に出て、指導者のもとで患者様と接する重要な科目です。夜間部の学生は、この期間中は仕事を休むか、調整する必要が出てきます。
学費は学校によって異なりますが、夜間部1年制の場合、160万円程度となっています(※大卒で指定単位を履修済みの場合)。学費は決して安い金額ではありませんが、昼間部に比べると非常に安く、また奨学金など利用できる制度があります。
社会人にとって非常に重要な制度です。一定の条件を満たす雇用保険の被保険者が、指定講座を受講した場合、教育訓練経費の一部(最大70%)がハローワークから支給されます。多くの視能訓練士養成校が対象となっています。
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金や、学校独自の奨学金、病院が設けている奨学金、国や民間の教育ローンも選択肢の一つです。
養成校での学びの集大成が、年に1回(例年2月)実施される視能訓練士国家試験です。
視能訓練士国家試験の合格率は、全体の合格率が90%前後、新卒者に至っては95%前後と、いずれも非常に高い水準で推移しています。これは、夜間専門学校を含む視能訓練士の養成校が国家試験合格を目標に、手厚いサポート体制を敷いているためです。学校のカリキュラムに沿って真面目に学習を進めれば、合格は十分に可能です。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | 850人 | 774人 | 91.1% |
| 2022年 | 842人 | 773人 | 91.8% |
| 2023年 | 943人 | 842人 | 89.3% |
| 2024年 | 976人 | 929人 | 95.2% |
| 2025年 | 911人 | 882人 | 96.8% |
出典:国家試験合格発表|厚生労働省
最後に、どのような人が視能訓練士に向いているのか、求められる資質について考えてみましょう。
夜間専門学校で取れる国家資格、視能訓練士は、専門的な知識と技術で人々の「見る」という大切な機能を支える、非常にやりがいの大きな仕事です。今後需要増加が見込め、他の医療資格と比べて将来性が高い国家資格です。全国視能訓練士学校協会によると2025年現在、視能訓練士は6割も不足しているといわれており、高齢化とデジタル化が進む現代社会において、安定した将来性を持つ魅力的な国家資格と言えます。
そして、その資格は「夜間専門学校」という選択肢によって、社会人として働きながらでも十分に目指すことができます。もちろん、仕事との両立は簡単な道ではありませんが、この記事で解説した情報を参考に、ぜひあなたの未来の選択肢の一つとして、視能訓練士への道を検討してみてはいかがでしょうか。